1円で買った本は…


アマゾンで1円で出品されていたユーズドブック(中古本)を買いました。
たった1円で利益が出るのか?と思われるかもしれませんが、購入者はアマゾンが決めた送料340円が自動的に加算されるので出品者に支払う金額は出品額+送料となります。出品者は発送時に配達業者に送料実費を支払いますが、このとき340円より送料を安く上げればその分儲けとなります。最近はメール便などというものがあり、安いものなら80円程度で配送できるので、出品者はこの差額を利益としているようです。


今回わたしが購入した本は定価600円。送料を含めて支払った額は341円でメール便で届いていますから、仮に送料実費が80円だったとすると261円。買取額が10円程度だったとしても250円くらいしか儲かりません。梱包はアマゾンで新品を買うよりも丁寧で、発送準備等の手数を考えるとかなりの薄利多売ですね。


そして1円で購入した本はこれです。


ユダヤ人とドイツ (講談社現代新書)

ユダヤ人とドイツ (講談社現代新書)


まだちゃんと読んでいませんが、1円以上の価値がある本だということは間違いなし。こんなちゃんとした本よりも流行の小説やマンガのほうが高く売られていることは嘆かわしいですが…
書評はまた後ほど。