選挙を斜めにみてみよう

rubbylove2005-09-11



終わりましたね、総選挙。結果には賛否両論あるかと思いますが、選挙というものをちょっと斜めから見てみようと思います。


いつも不思議に思うのですが、候補者は票獲得の為に有権者と握手しますよね。あれって意味があるのでしょうか(笑)
演説して握手して頭下げて、それはそれは大変だと思いますが、有権者ひとりひとりの訴えを聞くわけでなく、自分の主張をして大勢の人と握手する。そりゃあ国を動かすような人たちですからオーラはあると思いますけど、握手した有権者の顔なんて覚えているわけはないのですよ、あれは単なる義務。


それから政治家の皆さんというのは人の話をちゃんと聞かないね。テレビ討論会を見たことがある人ならわかると思いますが、人の話をさえぎって「僕が」「私は」と出て行くんです。そんな人たちが我々国民の話を聞くと思いますか。


最後にもうひとつ。選挙って「勝った」「負けた」と表現されますね。それはきっと正しいのだと思うのですが、わたしにはいまひとつしっくりこないのです。戦国時代じゃあるまいし、意見を出しあってよい国を作っていこう、賛成・反対投票で物事を決めていこうという時代にですよ、それって勝ったとか負けたとかそういうものではないでしょう。


結局のところ、数の力。国民ひとりひとりが活かされるのではなく、より多くの人にとってよい意見が取り入れられる、マイノリティ(少数派)はいつまでも弱者でいる。そんな状態から抜けられないのが日本なのではないかと思います。
誤解を恐れずに言えば村八分の国、ニッポンという感じでしょうか。